干し大根

沢山の大根が届く冬、お決まりの作業は干し大根づくりだ。包丁で細切りにしたり、ピーラーで長細くするなど、いくつかのバリエーションがある。毎年、どういう風にするかは、いただいた量によって母が決めている。最近は、ピーラーで長細く切って、洗濯バサミにつけて干す形が定番だ。

今年は晴れの日が多く、日差しや気温もぼっちりだったのだろう。白く、パリッとした美しい干し大根が沢山できた。そのまま食べると、ほのかに甘い味。しかし、調子にのって食べ続けているとだんだん辛くなってきて、やっぱり水で戻して煮物にしようとなる。
ちなみに、前年の干し大根は、見事な茶色になった。お天気や気温まかせの仕上がり故に、年によって味も出来も違う。一期一会の保存食づくり、面倒くさがる子どもたちも毎年の恒例行事だと認識されると、手伝ってくれるようになるから不思議だ。

(常川真由美)

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