休耕地はモノサシになるか?

「休耕地はモノサシになるか?」
地域の具合を判断するときに私は農地の状況をモノサシにできないか考えています。
現状維持が0としたら、放棄はマイナス。休耕地が復活したらプラス。
このプラスの相乗効果がさらにプラスを生む。
取り組みが人を呼び、人がさらに人を呼ぶ。そのうちお金も。
確かに夢みたいな話です。農業で儲けることが難しいことはよく存じ上げています。私自身が販売農家ですから。
でも、この平山での取り組みがもしかしたら地域の新しい「価値化」を引き出せるかも?と。
コンサルやプロモーターでもない普通の人たちだからこそできるかもしれないと。
今日久しぶりにこの畑に出向いて・・・不思議な愛着を感じました。10数年前に就農した時に感じた感触に似ています。

第2回高知オーガニックフェスタ無事終了

「第2回高知オーガニックフェスタ無事終了」
モノサシでは在来種とたねとりについての聞き取りアンケートを行いました。*高知大の皆様!ありがとうございます!!
在来種(134票)では「イタドリ」「潮江菜」「四方竹」「ドクダミ」「入河内大根」などが上位でした。動物、知らない、気にしないという回答も多くありました。
たねとり)104回答)については「オクラ」がダントツの5票!「ナス」「ピーマン」「カボチャ」が3票で続きます。
農業系が多く集まるタイミングなので、平均的数値ではないですが、なかなか興味深い回答です。
在来種固定種、たねとりへの関心が高まりつつあることは感じますね。来年も同じ質問をしてみたいと思います。


室戸市日南(ひなた)地区へ行ってきました

「室戸市日南(ひなた)地区へ行ってきました」
南西方向に開けた川沿いに田畑が広がり、周りを山で囲まれた静かな谷。
文字通り、日当たりのよいところであり、きれいな川(東の川)が流れています。
農林産物も多く、一見のどかで安定したところに見えますが・・・
日本のどこでも直面している課題のいくつを抱えています。
地域の持続という視点で「モノサシ」を考えるべきだろうなと思い始めて1年半ほどたちました。
自然資源・自然資本が地域の力であり、その持続的活用には人の知恵と力が必要です。
自然資源を活かした地域の持続のために「外の力」に何ができるのだろか?日本中で同じような取り組みがなされていますよね?やはり横展開のためには課題別の作業部会かなと。
SDGs目標はこういう時こそ使えると思うのですがね。